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八角堂(佛性寺本堂)
木造、八面、八角宝形造。八注茅葺。現在茅屋根保護のため、かわら様銅板で覆っている。堂外陣と内陣をそれぞれ8本の円柱で組んでいる。外陣8本の円柱、天辺部(粽)に反花風の加工がある。また内部の間斗束に、素朴な植物の彫刻が数種あり、木鼻は室町時代様式を思わせる彫刻である。この様な形式の八角堂は県下はもちろん東日本にも類例のないものである。床面積55.76m2。高さ約10m余。
建物の梁にある墨書に天正11年・13年(1583・1585)の年号が確認され、同時代の人名・立原伊豆守政幹の署名・花押がある。当時、実在した人物であることが他資料(立原氏系譜)でも明らかであり、これによって安土桃山時代の建築と考えられる。
八角堂は、天正年間に建立されたのち、寛永8年(1631)4月立原神五郎の外護のもとに再建され、江戸時代になって外護者を失ってからは、村人の手によって保護されたようで、文化13年(1816)には、庄屋人見次郎兵衛・人見菅之丞・照山善衛門・塚本藤五郎・酒出五右衛門に寄進によって修復されている。現状の建物は寛文3年(1663)の再建である。
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国指定重要文化財
指定年月日:昭和63年1月13日 |
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